●往復2時間30分 難易度：★

お勧め季節：5月〜11月

美女平駅前に立つと、そこは一面、大自然の森です。ここからブナ坂にかけ、整備された遊歩道を回るのが探鳥コース。美女平ではこれまで約60種の野鳥が確認されており、特に5月はブナが新緑の季節でたくさんの野鳥が美声を競っています。近年は森林浴や自然観察をかねて散策を楽しむ人々で賑わいます。

▲上り3時間▼下り2時間30分 難易度：★★

お勧め季節：5月〜11月

ブナ平は樹齢200〜300年のブナや、1000年近いといわれる立山杉の巨木が繁る自然林です。起伏の少ない歩道が続き、野鳥のさえずりや山野草を楽しめます。「悪城の壁」の真上あたりにある滝見台からが称名滝の全容を眺めることができ、石仏や句碑（荻原井泉水）が趣きをそえています。

▲上り2時間30分▼下り1時間30分 難易度：★★★

お勧め季節：7月〜10月

飛竜橋から弘法平まで、標高差約600mの登山道です。標高差による植物の分布変化が楽しめ、自然研究路として人気があります。途中の展望台や樹間から望める称名滝の姿も、大きな魅力のひとつです。

▲上り2時間30分▼下り2時間 難易度：★★★★

お勧め季節：7月〜10月

弘法平から追分、弥陀ヶ原へとたどる高原散策を楽しむ木道です。近くに鍬崎山が、遠くに薬師岳が眺められ、弘法清水周辺にはミズバショウ、歩道沿いにワタスゲやキンコウカが咲いています。紅葉シーズンの眺めも素晴らしいものがあります。

▲外廻り1時間20分▼内廻り40分 難易度：★

お勧め季節：7月〜10月

北に大日連山の雄姿を眺めながら、広大な湿原を気軽に散策できる歩道です。湿原保護のために木道が整備されています。高山植物の宝庫で、可憐な花が湿原一面に咲き競い、ガキ田が点在するなか珍しいトンボや高山蝶も観察できます。ゼンテイカやワタスゲのお花畑も見事です。

●廻りコース2時間30分 難易度：★

お勧め季節：8月〜10月

新田次郎の名著「剱岳点の記」にも記された歴史ある峠です。追分から峠を周遊する木道が整備され、立山カルデラを望む展望台からは、取り巻く天狗山、国見岳、ザラ峠、鷲岳、鷲山のカルデラ壁の崩壊のようすやカルデラ底の砂防堰堤群を見ることができます。

▲上り20分▼下り15分 難易度：★

お勧め季節：7月〜10月

弥陀ケ原へ来たら、ぜひ足を延ばしたいのがカルデラ展望台。樹林帯の遊歩道を抜けると一気に視界が開け、立山噴火口跡が陥没してできた壮大なカルデラが眼下に広がります。カルデラ底には、かつて立山登拝の行き帰りに利用した湯治客で賑わった立山温泉跡や刈込池、新湯の湯煙りなどが見えます。

▲上り3時間▼下り2時間30分 難易度：★★★★

お勧め季節：8月〜10月

弥陀ケ原から天狗平にいたる登山道です。この登山道はかつて鎖り禅定路と言われた修験の道で、立山が信仰の山であった名残りを今も色濃くとどめています。一番の難所は、7月上旬まで雪の残る一の谷と獅子ヶ鼻岩の鎖場です。この鎖場の登り降りには、細心の注意を払ってください。

▲上り50分▼下り40分 難易度：★★

お勧め季節：8月〜10月

室堂ターミナルから室堂山、浄土山へと向かう登山道です。展望台からは壮大なカルデラを見下ろすことができ、遠く笠ヶ岳、槍が岳が眺められます。

●1時間 難易度：★

お勧め季節：5月〜10月

室堂ターミナルから、起伏の少ない遊歩道をゆっくりと歩くコースです。みくりが池は周辺600m、水深15mの神秘的な湖で、すぐそばにある「みどりが池」や「血の池」などともに火口湖です。このあたりはでは5月・6月によく雷鳥が見られます。

●1時間 難易度：★

お勧め季節：7月〜10月

整備された起伏の少ない遊歩道を散策するコースです。室堂平からは、雄山、みくりが池などの景色がパノラマのように目の前に飛び込んできます。
※車椅子をご利用の方は、室堂ターミナル横の自然保護センターのエレベーターを利用して屋外に出られます。

▲上り2時間▼下り1時間40分 難易度：★★★★

お勧め季節：7月〜9月

室堂ターミナルから立山山頂の雄山神社峰本社に参拝する登山道です。夏でも残雪を渡り、一の越から五の越と稜線を登ります。山頂からは360度の展望で、遠く富士山、御岳山、黒部川の源流が眺められます。