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日本三霊山の一つにも数えられる立山連峰。
山全体をご神体とし、古くから山岳信仰の対象とされてきました。
「立山に地獄あり」と恐れられた一方、登拝することで死後の世界を疑似体験し
現世の罪や穢れを落すことができるとされる、まさにルート全体がパワースポット!
雄大な自然の美しさに包まれながら癒し&パワーを充填できる、峰々を巡礼する道です。
雄山の山頂、3003mに建つ雄山神社の奥宮です。立山信仰の中心的な存在で、山頂では360度の雄大な展望と社殿の神聖な雰囲気を感じることができます。空気が澄んだよく晴れた日には山頂から富士山と白山が見え、日本三霊山の全てを一度に眺められることも! 山のパワーを全身で感じることができるスポットです。
霊峰立山の主峰、雄山の直下から湧き出る水。降り積もった雪が立山の地層により200〜300年もの長い歳月をかけて自然濾過され湧出した、ミネラルをたっぷり含んだ軟水です。水温は真夏でも2〜5℃と冷たく、口当たりが柔らかい美味しい水で、名水百選にも選ばれています。
コーヒーや料理にもぴったり!
室堂でも販売しています。
立山開山の伝説の中で、佐伯有頼がお告げを受けたとされるのがこの岩屋。立山曼荼羅を語るうえで欠かせない神聖な場所で、明治時代までは立山修験の聖地とされていました。現在は大小二つの岩屋があり、中に入ると静かでヒンヤリと冷たく、神秘的な雰囲気があります。
落差350mを誇る日本一の大瀑布、称名滝。豪快に流れ落ちる滝の音が大勢の人が唱える称名念仏に聞こえたことから、称名滝と名付けられました。流れ落ちる水量の迫力に圧倒されながら、マイナスイオンのシャワーを浴びれば心身ともにリフレッシュ!!
地獄と極楽の世界に象徴される立山では、その景観が様々な地獄に見立てられてきました。血の池も、そんな地獄景観の一つ。なだからな湿地の中、血のように赤い湖面の池塘が点在している不気味な景観から、地獄の世界の一部を垣間見ることができます。
立山には、伝説にまつわる碑石や奇妙な形をした奇岩など、様々な岩がたくさん!
行くのは少し大変ですが、立山の神秘的のパワーが宿った岩です。
一ノ谷から見上げる巨大な岩峰。立山修験の一大行場でもあったことから、岩の麓にある「役の行者窟」や「弘法窟」には、石像や石仏が多く残っています。
人が割ったように見えますが、自然が生み出した風景です。立山火山溶岩の一部で、規則正しく材木のように立ち並ぶ柱状節理といわれる奇岩です。
女人禁制を犯し入山した尼が罰として石にされたといういわれがあります。江戸時代の立山信仰で使われた旧登山道、「禅定道」跡の調査の際、2014年2月に発見されました。石仏には「右うはい道」などの文字が刻まれており、信仰登山に訪れた人たちの当時の名所スポットの一つでした。
現在は廃路になっており行くことはできません。
アルペンルートの自然がもたらすパワーで恋愛成就!
ロマンチックな風景を見ながら、二人の絆もさらに深まります。
弥陀ヶ原には、ガキの田と呼ばれる大小様々な池塘がたくさん。その中にハートの形を見つけられたら、恋も叶うかも!?
青い湖面に立山三山を映し出す神秘的な湖、みくりが池は室堂を代表する名スポット。みくりが池を、みくりが池温泉すぐ下の階段から見下ろすと、湖面に大きなハートマークが!カップルで一緒に見たいハートビュースポットです。
美女平を出てすぐに立つ美女杉には、立山開山の祖佐伯有頼とその婚約者との縁結び伝説が伝えられています。「美しき 御山の杉よ 心あらば わがひよかなる祈り ききしや」と三度唱えて祈ると、男女問わずその恋は叶うといわれています。