ちょっと遠出してでも行きたい!
立山黒部アルペンルートおすすめの
紅葉スポットを紹介します。
01
室堂平は標高2450mで、アルペンルートの最高所かつ中心地点。雄山、浄土山、別山の立山三山を望む絶好のロケーションです。9月中旬にはタカネナナカマドやウラジロナナカマド、ミネカエデ、チングルマが色づきはじめ、3000m級の立山連峰が赤、黄、緑に染まる様は圧巻。みくりが池やエンマ台など見どころが多いエリアでもあります。
02
標高2316mの大観峰は後立山連峰を背景に、黒部湖やタンボ平を一望できます。大観峰駅と黒部平駅をつなぐロープウェイは視界を遮る支柱がなく、眼下に広がる鮮やかな紅葉はまるで一枚の絵のようです。高山に雪、中間に紅葉、山麓に緑という「三段紅葉」をロープウェイで移動しながら楽しめるのもこのエリアの醍醐味です。
03
標高1470mにある黒部ダムは堰堤の高さ日本一(186m)を誇るアーチ式ドーム越流型ダム。黒部ダム駅の屋上には展望台があり、黒部ダムの毎秒10〜15tという豪快な放水と立山連峰の紅葉を一緒に眺めることができます。立山の頂上付近から色づきはじめ、少しずつ紅葉が黒部ダムへと降りてくる「三段紅葉」が見事です。
04
標高1600m〜2000mのなだらかな溶岩台地に広がる弥陀ヶ原。木道が敷かれた湿原にはガキ田とよばれる水たまりが点在し、ワタスゲなど高山植物の宝庫でもあります。秋にはナナカマドやミネカエデが色づき、山肌が赤や黄に染まります。雲海の出現スポットとしても知られ、紅葉の湿原とその向こうに雲海が広がる絶景を眺められます。
05
富山県立山側の玄関口となる美女平は標高約1000m。立山杉やブナなどの原生林が生い茂り、日本有数の野鳥の楽園でもあります。10月上旬からブナやナナカマド、ダケカンバが鮮やかに色づきはじめ、遊歩道では紅葉した木々のトンネルが出迎えてくれます。美女平駅舎前にある美女杉は恋愛成就の杉として知られる人気のパワースポットです。
06
立山駅から車でアクセス可能な立地にある大瀑布で、落差350mは日本一。「日本の滝100選」のひとつに数えられ、国の名勝・天然記念物にも指定されています。周辺にはブナ、ナナカマド、オオイタドリ、山ブドウが見られ、10月中旬になるとダイナミックな景観を見せる渓谷が赤や黄に染まり、紅葉に白い滝筋が美しく映えます。